アメリカで人気のあるベースボール

ベースボールが盛んな国として挙げられるのがアメリカです。ベースボールはもともとはイギリスが発祥の地ですが、イギリス系移民がアメリカに持ち込まれたことでアメリカにおいて発達、今では数多くあるスポーツの中でも競技人口が多いスポーツとなっています。そんなアメリカのベースボール(MLB)が今、世界最強のスポーツとして人気を集めています。

アメリカのMLBが世界最強である背景には様々あります。よくMLBでは大金を使って大物選手を寄せ付けることでチーム力の向上を図るといったようなイメージがあります。確かにそうした要素もあるかもしれませんが、ただそれだけではないのです。まず挙げられるのがMLBでは個人による戦力差が開きにくいといった特性があることです。ベースボールはチームで戦うため個人がいくら実力を持ったとしてもそれが勝敗に直接結びつくとは限りません。MLBでは個人の戦力はもちろんのこと、チーム全体の戦力を向上させるスキルを持っているといえます。また魅力的なプレーオフ制度も大きな要素と言えます。どのチームの戦力もレベルがアップしているため、多くのチームがプレーオフ進出をかけた戦いをしています。このため選手の多くは常に真剣味と緊張感を持って試合に臨むこととなり、肉体的にも精神的にも鍛えられることとなります。これらの要因がMLBが世界最強であると言われる所以と言えます。