アメリカとベースボールは歌でつながる

スタジアム

アメリカで大人気のスポーツはベースボールです。ベースボールと歌には密接なつながりあります。メジャーリーグの試合では試合が始まる前に国歌斉唱があります。

人気のロックミュージシャンが唄うこともあれば、俳優など著名人の場合もあります。中には座っている人もいますが、ほとんどの観客は立ち上がって胸に手を当てて一緒に歌います。観客の姿勢は様々ですが、楽しみ方はみんな同じなのです。ベースボールにはワイルドなイメージがありますが、選手のプレーも観客の応援も熱が入ると過激になることが多く、時として乱闘騒ぎが起こることもあります。

アメリカでは試合開始前の球場では戦闘機のアクロバティックな飛行が披露され、戦闘機の低空飛行は祝福のサインでもあり、多くの観客はこのパフォーマンスを楽しんでいます。BGMは球団のテーマソングの場合もあれば、全く関係ない曲が使われることもあります。

アメリカのベースボールを象徴する曲は、7回途中の攻守の交替時にかかる曲です。みんながよく知っている曲をかけて一緒に歌うために、7回に流れるストレッチの曲と呼ばれています。曲目は休場によって違いますが、国民みんなが知っている曲ということで、流される曲はいくつか決まっています。