イチロー選手 日本球界入りからMLBで引退するまでの歴史

イチローこと鈴木一朗は1973年10月に愛知県で生を受け、愛工大名電を経て1992年にオリックス入りしました。
鈴木一朗としてプレーしていた1年目・2年目は1軍でほとんど活躍できなかったものの、1994年には登録名を「イチロー」へと改名します。

イチローの歴史

すると、勝負の3年目(1994年)は開幕レギュラーの座を掴んで春から驚異の打率を記録し続けました。前年までのキャリアから経て、そのうち打率は落ちていくと予想していた人が多かったものの秋まで高打率を維持します。
そして9月にはシーズン200本安打を記録したほか打率3割8分5厘で首位打者のタイトルを獲得し、その年に大ブレイクしました。

その後、2000年まで7年連続首位打者のタイトルを獲り続けたのち2001年にMLBのマリナーズに移籍しましたが、イチロー選手は現地でも日本同様の活躍をします。

2004年には1シーズン262安打というMLB新記録を樹立し、この頃から世界の野球界のレジェンドとして扱われるようになりました。
2012年には東海岸の名門・NYヤンキース、2015年にはマイアミ・マーリンズに移籍し、それらのチームでも主力の一人として大活躍します。
なお、2016年夏にはMLB通算3000本安打を記録するなど晩年までメディアを賑わせ続けました。

そんな彼は2018年に古巣のマリナーズへ電撃移籍して開幕からレギュラーとして出場していましたが、5月に同球団の会長付特別補佐に就任してこのまま引退する事を噂されます。

しかし、これで終わる事はなく2019年には再び選手登録され日本で開催される開幕戦に出場しました。
ただ、日本での開幕戦で良い結果を残せなかったため現役生活の継続を諦めて記者会見をし、2019年3月に引退を発表したという歴史をもちます。