アメリカMLBナショナルリーグは投手も打つ

プレイヤー

アメリカMLBには大きく分けて投手は打席に立たずに代わりに打席に入る打者が打つ指名打者制のあるアメリカンリーグ(日本のパシフィックリーグに相当)と投手もバットを持って打席に入って打つ9人野球のナショナルリーグ(日本のセントラルリーグに相当)の2つで構成されています。

日本ではパ・リーグの近鉄に在籍していたので打席に立つ事の無かった野茂もナ・リーグのドジャースに入団した事で打席に立ってホームランを打ちましたが、中でもヤンキースとの交流戦で松井秀喜と対戦した試合では松井にホームランを打たれた野茂がその後に回って来た打席でレフトを守る松井の頭上を越えるホームランを打ち返したという事もありました。

ちなみに日本人投手のホームランは野茂英雄の他には吉井正人・石井一久・前田健太と何れもナ・リーグ所属時に打っていて、去年ア・リーグのテキサス・レンジャーズ所属当時に交流戦で打席に立ってホームランを打ちア・リーグ所属の日本人投手では初ホームランとなったダルビッシュ有の事例もあります。

2017年の北米一の座を掛けてナ・リーグの覇者ドジャースとア・リーグの覇者アストロズがワールドシリーズで対決してア・リーグのアストロズに軍配が上がりましたが、ドジャースがナショナルリーグでは最強のベースボールチームであるのは確かです。